先日より取り扱いを始めた東北工芸さんによるtouch classicのご紹介です。
東北工芸製作所は1933年、宮城県仙台市でものづくりの会社として創業しました。
東北工芸独特の技法、玉虫塗り。漆の下から照り返すように銀粉が浮かび上がり、艶やかな光沢を生み出す。
この「玉虫塗」は、昭和初期に国策として開発された独特の技法です。
玉虫塗は、昭和初期に仙台にあった国立工芸指導所で開発されました。
1985(昭和60)年に宮城県より伝統的工芸品の指定を受けると、このころから天皇陛下への献上品や県の記念品など、贈答用・記念品需要も増え、仙台を代表する銘産品として、親しまれるようになりました。
touch classicは伝統的な漆器にとどまらず、さまざまな日用品にその技法を応用することで、伝統工芸の可能性を広げ、使う人の日常を華やかに彩りたいと考えています。ただ飾るのではなく、生活の中で自然に触れ、味わい、楽しむことができる新シリーズを、東日本大震災後の2012年より展開しています。
海外でも人気の漆塗り(海外ではjapanese lacquerと呼ばれています。言葉の響きに違和感がありますが。。。。)をモダンに昇華したtouch classic。日常使いにも、ハレの日にも似合うテーブルウェア達です。